こんにちは。
さやかです。
今回は、そんな質問に答える記事を書きました。
結論から言いますと、
「誰にでも分かりやすいコンテンツを作ろう」
これに尽きます。
この記事では、読者の離脱を防ぐための秘訣をお教えします。
「誰にでも分かりやすいコンテンツを作ろう」
「なんだそれ、当たり前のことじゃないか」
と思われてしまうかもしれませんが、
私も含め、いざ文章を書いてみると忘れがちだったりするんですよね。
後から見直すと結構できていなかったりします。
意外とちょっといつもと違うところを意識して文章を書くだけで
読者の反応が大きく違ってきたりするので、
ぜひ参考にしてみてくださいね^^
目次
なぜ、読者が離脱してしまうのか?
そもそもなぜ読者が離脱してしまうのか。
それは、一言で言うと「分かりにくい」からです。
「分かりにくい」と言ってもいろいろあります。
例えば、
「なんとなく読みにくい」
「頭に入ってこない」
「誰に対しての文章?」
「言葉の意味はわかるけど、この場合どういうニュアンス?」
など。
もし、あなたが本を読んでいて、
最初っからなんとなく「分かりにくいなあ」という印象を持った場合、
先を読む気が失せてしまいませんか。
ちなみに私は本を選ぶとき、
冒頭数ページの文章の「雰囲気」や「頭にスッと入ってくるか」で決めたりします。
著者によって文章の印象って全然違いますよね^^
文章のテイストの好みが合わないなどはしょうがないとして
「誰にでも分かりやすい」が実現できれば
大半の人は「なんとなく分かりやすいし、読んでみよう」という気持ちになるはずです。
話が逸れましたが。
では、「誰にでも分かりやすいコンテンツ」とはどういうものなのでしょうか。
具体的にご紹介します。
読者の離脱を防ぐために意識すること5選
①小学生でもわかる文章で
失礼かもしれませんが、
文章を書く際の前提として、
基本的に読者さんは小学生だと思ってください。
具体的には「専門用語を使わない」ことです。
どうしても専門用語を使う際は必ず注釈をつけるようにします。
理由は、以下の通りです。
・検索に移動されると戻ってこない可能性が出てくる。
・相手に負担を与えてしまう。
「相手に考えさせる」という負担の数だけ読者との関係性は薄れる。
実際は読者さんの大半は大人であるため、
「これくらいわかるだろう」と思いがちですが、
「誰にでも分かりやすく」がポイントです。
難しいことを誰にでも分かりやすく伝えるスキルが求められます。
「小学生でも分かるかどうか」を基準にご自身の文章を見直してみてください^^
②当事者意識を持ってもらう
「これは私のことを言っている」
「私に向けて書かれたメッセージだ」
といった具合に、読者に「当事者意識」を持ってもらうことが効果的です。
人は基本的に「自分には関係ない」と思った瞬間、興味を失います。
あなたの文章に対して興味を持ち続けてもらうのです。
具体的には、
「私」→「あなた」に変える。
例)
あなたは○○したいと思いませんか?
あなたに○○をお伝えしたいと思います。
あなたが○○を欲しいなら、私がきっと力になります。
読者に伝えたい気持ちが大きくなり、
「私」「私」「私」となってしまいがちですが、
ポイントは、読者に「当事者意識」を持ってもらうことです。
「自分には関係ない文章」と思った段階で
読者はあなたから離れていってしまいます。
「人ごと」から「自分ごと」に考えてもらうために
一番簡単にできる第一ステップです。
③結論を先に述べる
タイトル及び冒頭部分(最初の3行くらい)で投稿内容がわかる。
<読者の心理>
・答えを知りたい→その理由や詳細を知りたい
・この文章を読むと、自分はどう得するのか?
人は誰しも、手取り早く簡単に、答えを手に入れたいはずです。
私もブログを書き始めた当初、
書きたいテーマが決まったら、
いきなり本文を書き始めていました。
しかし、そうすると、
高確率で、文章を書いている途中に迷子になります。笑
「結局自分は何を伝えたかったんだろう」
「文章の展開はどうするんだっけ」
私の場合はこうなってしまいました。笑
全然進まないどころか、次から文章を書くのが嫌になってきます。
その経験を踏まえ、
今、実際にブログを書く際は以下の手順で書くようにしています。
①文章全体の構成を決める
(1)つかみ、結論
(2)読むことで読者が得られるメリット
(3)本論、具体的な内容
(4)結論(冒頭と同じ)
(5)読者への問いかけ(あなたもやってみませんか?など)
②(1)〜(5)それぞれのパーツごとに
書きやすいところから文章を書く。
③全体を見直し、誤字脱字、流れがおかしくないかなどチェック。
この記事を例にすると、
以下のような感じになります。
例)読者の離脱を防ぐには?(ブログ記事)
(1)つかみ、結論
読者の離脱を防ぐには?
結論:誰にでも分かりやすいコンテンツを作ろう
(2)読むことで読者が得られるメリット
読者の離脱を防ぐためのヒントを得ることができます。
(3)本論、具体的な内容
・なぜ、読者が離脱してしまうのか?
・読者の離脱を防ぐために意識すべきこと5選
①小学生でもわかる文章で
②当事者意識を持ってもらう
③結論を先に述べる
④具体例、比喩、体験談を交えて伝える
⑤「何を書かないか」が重要
(4)結論
「誰にでも分かりやすいコンテンツ」を常に意識する習慣をつけよう
(5)読者への問いかけ
・少しづつ意識して試行錯誤してみてくださいね。
・アウトプットが大事
実際、闇雲に文章を書いていた時は全然筆が進まず、
ブログだと1記事書くのに4時間くらいかかってました。
この方法に切り替えてからスラスラと書けるようになりました。
今では全体の構成を考えて文章を書き終えるまで2時間くらいです。
決して早いとは言えないかもしれませんが、約2時間の短縮には成功しています。
同じくなかなか手が進まないという方は
騙されたと思って、
全体構成のメモを作ってから文章を書いてみてください。
私ももとも文章を書くのはそんなに得意ではないですが、
私でもある程度スラスラ書けるようになったので、
実践してみる価値はあると思います^^
④具体例、比喩、体験談を交えて伝える
突然ですが、あなたは物語が好きですか?
私はいまだに「昔、昔あるところに〜」みたいなのが好きです。笑
映画も「シンデレラ」や「白雪姫」のようなおとぎ話系をよく見ます。
全員がそうではないかもしれませんが、
多くの人は物語&ストーリーが好きです。
・人は物語(ストーリー)が大好き。
ストーリーがあると、引き込まれやすい
体験談などでリアリティを持つことで、説得力も高まる。
・難しい内容を分かりやすく説明する上で具体例は必須。
頭の中でイメージし、理解してもらう。
あまり物語系が好きではないという方も
例えば、ブログ記事の場合、
・事実やノウハウを並べている辞典のような記事
・自分の体験や比喩を交えながらノウハウを紹介する記事
だったらなんとなく後者の方が分かりやすそう(読みやすそう)と思いませんか?
学校でも、具体例や自分の経験談を交えて話をしてくれる先生の方が
なんとなく生徒から人気がありますよね^^
それと同じで、
難しい内容を簡単に、
読者がイメージしやすいように
説明することは「分かりやすい」を実現する上で大きな役割を担っています^^
「説明文だけではピンとこない人もいるだろうな」
と思った際には、何か紹介できる体験談や具体例がないか絞り出してみてくださいね。
⑤「何を書かないか」が重要
・言いたいことを、なんでもかんでも詰め込むのはNG。
これは、私もやりがちなやつです。(反省)
・1文=1メッセージ
・1節=1メッセージ
・1段落=1メッセージ
・1記事=1メッセージ
どういうことかというと、
1文でも1節でも
「言いたいことは1つだけ盛り込む」ようにしましょうということです。
ちょっと分かりにくいと思うので、
具体例を出してみます^^
×分かりにくい文章(1文=1メッセージじゃない)
私は読書するときにいつも意識していることがあるのですが、
読書は自分の視野を広げるためにとても効果的で、
読めば読むほど知識も吸収できるので、重要だと思った点をメモしながら
読み進めていくことが重要だと思っています。
かなり読みにくくて、ストレスになりますね。
章を最後まで読んでも、結局何が言いたいのか
分かるようで分かりません。
○分かりやすい文章(1文=1メッセージ)
読書は自分の視野を広げるためにとても効果的です。
もちろん本を読めば読むほど知識も吸収できます。
私が読書するとき、いつも意識していることがあります。
それは、重要だと思った点をメモしながら読み進めていくことです。
一文一文言いたいことが分かりやすいです。
こちらの文章の方が
頭にスッと入ってきやすいと思いませんか^^
上の2つの文章は、
文章を構成している要素はほぼ同じなのに、
読みやすさ、分かりやすさが全然違います。
少し意識するだけでこんなに変わるんですね^^
また、読み手、書き手双方にメリットがあります。
・読み手 → 読みやすい、理解しやすい、覚えやすい
・書き手 → まとめやすい、書きやすい、記事が増えてアクセスを伸ばせる
× 1記事=2メッセージ
○ 1記事=1メッセージ×2 とすることで記事数としては増えます。
いかがでしたでしょうか^^
全部を一気に盛り込もうとせず、パンクしない範囲で
「この表現って分かりやすいかな?」
「もしかしたらこういう順番の方が分かりやすいかも」
と自分に問いかけるクセをつけてみてください^^
「誰にでも分かりやすいコンテンツ」を常に意識して文章を書く習慣
をつけていきましょう。
アウトプットが大事です!
できているかできていないかは置いておいて、
意識するかしないかで、大きな差が生まれます。
日進月歩。
コツコツ一緒に頑張りましょう^^